【住居費節約】賃貸住宅だと節約生活に大きなメリットがある理由

住宅に関連する話題の中で最もポピュラーなものの一つは「持ち家か？賃貸か？」という話ではないでしょうか。

どちらも一長一短なので一概にどちらが良いとは言えないと思いますが、住宅関連費用を節約するという目的においては賃貸の方がメリットが多いと私は考えています。

節約生活における賃貸住宅のメリット

修繕費がかからない

賃貸住宅だと軽微なものを除いて修繕費がかかりません。

例えば水道の水漏れ・電気系統の故障・ガス管の老朽化などによって大規模な修繕が発生したとしても基本的には借り主が負担する必要はありません。

これらはまともに工事をすると数十万～100万円超の費用が簡単に飛んでいってしまいますので自分で支払わなくても良いというのは大きなメリットだと思います。

もちろん家賃の中には修繕費も含まれているため実際には修繕に係る費用を1円も出していないことにはなりません。

しかし、「家賃に含まれる修繕費相当の金額」は持ち家で積み立てなければならない修繕費よりも遥かに少ないはずですし、いざ修繕をする段階になって高額な出費が発生するわけではないため精神衛生的にも良いと思います。

ちなみに、私自身も冬の朝に備え付けの灯油ストーブが点火しなくなったことがあったのですが、管理会社に電話をしたら1時間後くらいには専門業者の方が飛んできて新品のストーブに交換してくれて事なきを得た経験があります(もちろん私は1円も払っていません)。

コミコミの物件がある

賃貸物件の中には「駐車場代込み」や「インターネット回線込み」といった物件が存在します。

そのようなコミコミの物件に入居することができれば本来支払わなければならない費用の一部を大幅にカットすることができて固定費の節約に繋がります。

「コミコミだとしたら、その分の費用が家賃に上乗せされているから意味がないのでは？」と思うかもしれませんが、コミコミの物件であることを売りにするためには金銭的なお得感が絶対に必要です。

従って、「家賃」と「コミコミのサービスを普通に契約したときの費用」を単純に足し算するよりは安くなるケースが多いと思われます。

私自身も光回線のインターネットが使い放題の物件に入居しており、家賃は周辺の同水準の物件とほぼ同じか少し安いくらいの設定なのでかなり助かっています(光回線を自分で契約する必要がないので金銭的には月5,000円分くらいの節約になっています。)。

すぐに引っ越せる

賃貸住宅の場合、転職・結婚・出産・育児などのライフステージの変化に合わせて引っ越すことが可能です。

つまり、そのときどきで最適な間取りや家賃の住宅に住むことができるので住宅費の効率的な支出や節約に繋がります。

もちろん引っ越しにはお金・労力・時間がかかるため頻繁に引っ越しを繰り返すようだと節約にならないどころかむしろ浪費でしかありませんが、その気になればいつでも引っ越しをできるというメリットは大きいと思います。

相場より安い賃貸を探す方法は？

賃貸住宅に入居するときは、求める条件(間取り・立地・築年数・設備など)が満たされているのであれば家賃は出来る限り安い方が良いに決まっています。

しかし、安い家賃の物件を探す裏技的な方法は存在しないため何となく物件情報を見たときにいきなり穴場物件を探し当てることは不可能だと思います。

ただし、長期間に渡って物件情報を閲覧し続ければ相場観が身に付いてくるのでたまにお得な物件が登場したときにはひと目見ただけで「これは相場よりも安い！」ということが直感で理解できるようになるはずです。

私がいま現在入居している物件(光回線のインターネット付きで家賃が相場よりも安い)を見つけたときは半年以上物件を調べ続けていこともあって見た瞬間にピンと来たことを覚えています。

一朝一夕で身に付くテクニック(?)ではないため仕事の異動などですぐに引っ越さなければならないというときには無理かもしれませんが、漠然と「そのうち引っ越しをするかもしれない(引っ越しをしたい)。」と考え始めたらできるだけ早い段階で物件情報を調べ始めるのがオススメです。

まとめ

「持ち家 vs 賃貸」の話になると

• 持ち家は家賃を支払わなくて良いからお得
  (どうせ賃貸に家賃を払うならローンの支払をした方が良い)
• 賃貸はローンを抱えなくて良いので安心

といった話になりがちだと思いますが、節約という観点では当記事のようなちょっと違った結論になったりします。

もちろん「節約 = 賃貸が絶対」と言いたいわけではありませんのであくまでも「いち意見」として参考にしてもらえればと思います。