節約生活を送る上でヤフオクは便利なサービスの一つです。
新品だとちょっと高価なものでも中古ならリーズナブルな価格で購入できますし、事前に落札相場を調査しておけば相場よりも安く出品されている商品を狙って手に入れることもできるからです。
私も中古品を購入するときはヤフオクには必ず目を通すようにしています。
そんなヤフオクに出品されている商品の販売形式には以下の2種類が存在します。
- オークション
- オークション終了時点で最高額で入札していた人が入札価格で落札する。
- 定額
- 出品者が設定した「即決価格」で入札する。「入札 = 落札」なので入札した時点でオークションが終了する。
そして、これら2つは併用することもできるので「オークションかつ定額」という販売形式が取られている商品もあったりします。
以下では「オークションかつ定額」の商品について私が疑問に思ったことについて書いていきたいと思います。
目次
即決価格で入札するとどうなる?
先日、購入予定の商品を探していると「オークションかつ定額」の形式で出品されているものを見つけました。
その時点での入札価格は相場より遥かに安価だったこと、即決価格が相場並だったこともあって「できるだけ安価で購入したいけれど、最大で即決価格までなら出しても良いから”即決価格で入札”してみよう」と考えました。
しかし、「即決価格で入札」という方法をとったことがなかったため、オークションがどのように進行するのかがよく分かりませんでした。
このときに私が想定したオークションの挙動は以下の2通りです。
事前想定1 : 自動入札できる
1つ目は、自動入札が行われるというパターンです。
即決価格と同じ金額で入札をしたとしても
- 入札時点の現在価格は即決価格に満たない
- 「最高入札額 = 即決価格」ではあるが、最高入札額はあくまでも「出しても良い最大金額(予算)」である
といったことから、「入札」をしている以上は他の入札者と自動入札で競い合うのが自然ではないかと考えました。
そして、オークション終了時点で即決価格を下回っていればその金額で、自動入札を繰り返して最高入札額(= 即決価格)に達してしまったらその時点で即決価格で落札できる、といった感じです。
事前想定2 : 即決価格で落札する
2つ目は、即決価格での落札になるというパターンです。
即決価格が設定されているオークションなのだから、仮に「入札」を行ったとしても最高入札額が即決価格と同額であれば入札した時点で落札してしまうこともあるだろうと考えました。
個人的には、「入札」しているのに「即決」扱いになってしまうという仕様はちょっと納得し難いですが、パターンとしては十分にあり得るはずです。
結果 : 「即決価格で入札」すると即落札になる!
上記のような事前想定をした上で、「オークションかつ定額」の商品に「即決価格で入札」をしてみました。
その結果、自動入札が行われることなく入札した瞬間に落札となることが判明しました。
上記はこのときに私が落札した商品の入札履歴です。
最高入札額が590円の段階で私が1,000円で入札したところ自動入札は一切行われずに即落札となったことが分かると思います。
「即決価格での入札」は公式のヘルプにも記載アリ
私としては、即決価格で入札した場合は「事前想定1」(即決価格に達するまでは自動入札となる)の方が自然だと思っていたので今回の結果にはちょっと驚いています。
しかし、後で調べてみたところ、ヤフオクのヘルプには即決価格で入札したときの挙動についてはきちんと記載されていました。
ヤフオクのヘルプはたまにチェックすることがあるものの利用料や禁止行為などを確認することがほとんどであり入札・落札の仕様について目を通したのは初めてだったので、こういった細かい仕様まできちんと記載していることに感心しました。
まとめ
今回の件では、私は「できるだけ安価で購入したいけれど、最大で即決価格までなら出しても良い。」と考えた上で即決価格で入札した結果、その時点で即決価格で落札してしまいました。
最大の予算が即決価格であったため、そういう意味では想定の範囲内であり無駄遣いをしたわけではありません。
しかし、もし即決価格未満の金額で入札していたらもっと安価に落札できていた可能性があったことを思うと損をしてしまったと考えることもできるます。
今後もヤフオクを利用する機会はときどきあると思うので、今回の件を教訓に「即決価格が設定されているオークションで競り合いたいときには即決価格未満で入札する」ということを忘れないようにしていきたいと思います。
コメント
同じ疑問を感じていました。
大変助かりました。
ありがとうございました。
お役に立てたようで幸いです。
ちょっと分かりにくい仕様ですよね。