日々生活をする上で食事は絶対に欠かせないので、普通に生活するなら絶対に食材の買い物をする必要があります(全て家族がやってくれるなら話は別ですが)。
しかし、買い物に行く回数が多いと無駄遣いをしてしまう可能性が高くなりますし、逆に買い物に行く回数が少ないとストックが切れてしまうことがあって不便です。
週に何回の買い物をするのかによってそれぞれメリット・デメリットがありますので、当記事では性格や生活スタイルに合わせた最適な買い物の頻度を検討してみたいと思います。
目次
買い物の頻度ごとのメリット・デメリット
以下では買い物の頻度ごとに異なるメリットとデメリットを記述しています。
ご覧の通り、それぞれ良い面・悪い面が両方あるので一長一短という感じです。
週1回の場合
メリット
買い物の回数が少なくなると必然的に無駄遣いの頻度が下がるため無駄な出費を防ぎやすくなります。
1週間分の献立をまとめて考えることになって大変ではありますが、逆に食材の使い回しをしやすくなって無駄なく使えます。
また、週に複数回の買い物よりも買い物に費やす時間が短くなるので時間の節約にも繋がります。
デメリット
1週間分の買い物を一度に済ませると荷物の量が多くなるため自家用車がほぼ必須であり、徒歩や自転車では難しいと思います。
買い忘れがあるときは1週間後まで待ってから改めて購入するか、もしくは二度手間を覚悟で不足分だけ買い物に行かなければならないためいずれにしても不便です。
スーパーの特売日などに合わせて買い物をするのが難しいため週に複数回買い物に行く場合と比べると通常価格で販売されている商品を購入する機会が多くなりがちです。
日持ちのしない生鮮食品は早めに食べ切らなければいけないため、買い物をしてから日数がつと(保存の効く食材ばかりを使用した)似たような献立が増えてしまいがちです。
週2~3回の場合
メリット
スーパーの特売日に合わせてフレキシブルに買い物をすることができるので、その都度安価なものを購入すれば大幅な節約に繋がります。
一度に考えなければならない献立が数日分だけなので負担が少なくて済みますし、日持ちのしない食材を使ったメニューを組みやすいという利点もあります。
買い忘れがあっても数日後の買い物の際に買い足せば良いだけなので不便を感じるのはほんの数日だけでOKです。
デメリット
(週1回と比べると)買い物の頻度が増えるため、その度に無駄遣いをすると無駄な出費が嵩むリスクがあります。
普段は徒歩や自転車でも運べる程度の荷物の量になると思いますが、買い込み過ぎると途端に荷物の量が増えるので注意する必要があります。
(ほぼ)毎日の場合
メリット
毎日必要なものを必要な分だけ購入すれば良く、献立もその日の分だけ考えればOKなので精神的な負担が減ります。日持ちしない食材を献立に組み込むのも簡単です。
日替わりで安売りされているものだけを購入すればトータルの出費を大幅に節約することが可能です。
買い忘れがあっても翌日に買い足せば済むので不便を感じることがほとんどありません。
少量の買い物で済むので徒歩や自転車でも手軽に自宅まで運べます。
デメリット
買い物の度に無駄遣いをしてしまうと無駄な出費が著しく嵩みます。
(週1回や週2~3回と比べて)買い物をする時間が長くなるため時間的な無駄が非常に多いです。通勤経路・通学経路の途中にスーパーがあるならまだマシですが、そうでないなら非効率極まりないと思います。
毎日買い物をする前提だと冷蔵庫に食材のストックを用意しなくなるため、急用などで買い物に行けない日があると食べるものがないという事態に陥ることもあります。
タイプ別のオススメ買い物頻度
買い物をする頻度は一概に週何回が良いとは言えません。
以下の通り、自身の性格や生活スタイルなどによって最適な頻度が変わってくるからです。
週1回の買い物が向いている人は?
週1回の買い物が向いている人は以下のようなタイプです。
- 衝動買いをしやすい人
- 買い物に行く度に余計なものを買ってしまうのであれば、買い物の回数そのものを少なくすることが無駄な出費を減らすことに繋がるからです。
- 忙しい人
- 仕事や学業が忙しく平日は買い物に行く暇がないという人は週末にまとめ買いをした上で翌週を乗り切るのがオススメです。
- 食材をきちんと保存できる人
- まとめ買いをした後は食品ごとにきちんと処理をした上で冷蔵保存もしくは冷凍保存する必要があるので、小分けにするなどの保存処理を面倒臭がらずにできる人でなければ週1回の買い物は向いていません。
- 自家用車がある人
- 1週間分の食品をまとめて購入すると量が増えるので自家用車がないと自宅まで運ぶのが困難だと思います。
週2~3回の買い物が向いている人は?
週2~3回の買い物が向いている人は以下のようなタイプです。
- 特売日に買い物に行きたい人
- 買い物に行く頻度が週に複数回あればスーパーの特売日に合わせやすくなります。
- 常に適度な量の食材をストックしておきたい人
- 「冷蔵庫に何もないのは不安だけ満杯まで詰めるのもちょっと・・・」という人は数日間隔で買い物に行くのがベストです。
(ほぼ)毎日の買い物が向いている人は?
(ほぼ)毎日の買い物が向いている人は以下のようなタイプです。
- 衝動買いをしない人
- 毎日の買い物の度に衝動買いをしていると無駄な出費が嵩んでしまうため、毎日買い物にいくつもりなら衝動買いしないことが最低条件となります。
- 数日分の献立を考えるのが面倒な人
- まとめ買いしないのであればその日の献立を考えるだけでOKだからです。
- 食材の保存処理が面倒な人
- 常にその日食べる分だけを購入すれば良いので、小分けにして冷凍保存するといったような保存処理は不要です。
- 時間がある人
- 毎日買い物をするとその分だけ時間がかかるため、時間に余裕がある人(子供がいないまたは大きくて手がかからない専業主婦・主夫など)でないと難しいと思います。
世間では週何回の買い物が多いのか?
「主夫と消費行動研究所」のアンケートによると、「週2~3回」の頻度で買い物をする人が多いようです。
やはり週1回だと献立を考えるのが大変ですし毎日だと頻度が高すぎるため、それらの間をとって週2~3回にしている人が多いということなのでしょうか。
まとめ
買い物の頻度に正解はありません。
当記事に書いた通り、頻度ごとにそれぞれメリット・デメリットが存在し一概に週何回の買い物がベストであるとは言えないからです。
大事なのは自身の性格や生活スタイル(家族構成・仕事や学校の忙しさなど)にマッチする買い物頻度を見つけることだと思います。
ちなみに、私自身は週2回の買い物を基本としています。
理由としては、
- 一度に買い物をする量が多すぎず少なすぎず丁度良いから
- 生鮮食品でもギリギリ冷凍せずに食べ切ることができるから
- 大量にまとめ買いをすると冷凍保存のための下処理が面倒だから
(週2回の買い物の量なら冷凍保存する場合でもギリギリ面倒に感じない)
などが挙げられます。
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