家計の節約には固定費を抑えることが大切です。
特に家賃は支出における割合が大きいため安価に抑えることができれば固定費の大幅削減に効果大です。
しかし、相場よりも家賃が安い物件は建物の作りもそれなりなので壁や天井の防音性能が高くなく隣近所の生活音が筒抜けでうるさいことがある。
また、建物自体はしっかりしているとしても運悪く上の階や隣の部屋にものすごくうるさい人が入居してくるリスクも当然ある。
騒音の具体例としては
- 足音がうるさい
- テレビの音が大きい
- 話し声がうるさい
- 夜中に人を呼んで騒いでいる
などが挙げられます。
うるさい隣人がいる場合には最終的には引っ越しをして騒音源から逃げるのが最も効果的ですが、引っ越しには多くの労力・時間・お金がかかるのであくまでも最終手段です。
とりあえず騒音に対処する方法としては「モルデックスの耳栓」が最もオススメです。
目次
モルデックスの耳栓とは?
モルデックスは産業従事者用の防音用製品等の分野で世界的に展開しているアメリカの企業です。
モルデックス(日本語)
販売している製品の中に防音用の高性能な耳栓があり、非常に高い評価を得ています。
実際に産業分野で活用されている製品であるため、100円均一やドラッグストアなどで販売されているような耳栓とはわけが違います。
「耳栓を試してみたけれど騒音が筒抜けで気休めにもならなかった。」という人は少なくないと思いますが、そういう人にこそ是非ともモルデックスの耳栓を試してみてほしいと思います。
私自身もアパートの上の階の住人の騒音に悩んでいるときにドラッグストアで購入した耳栓は全く役に立ちませんでしたが、ネット上でモルデックスの耳栓の評判をみてダメ元で試してみたら効果抜群だったのでそれ以来愛用し続けています。
どのくらい効果がある?
モルデックスの耳栓には「遮音値」と呼ばれる値が設定されています。
表記は「NRR(Noise Reduction Rating)」であり、「NRR : 30dB」や「NRR : 33dB」などと記載されています。
意味としては騒音のdB(デシベル)数をNRRの値の分だけ減衰させるというものです。
以下は騒音の目安の図です。
例えば、ゲームセンター店内は約80dBですが、ゲームセンター内で「NRR : 33dB」の耳栓を装着すると実際に聞こえる音は約50dB(= 約80dB – 33dB)まで減衰するということを意味しています(要はNRRの数値が大きいほど遮音性が高い)。
約50dBは上記の図でいえば高層住宅地域(昼間)・美術館の館内・書店の店内あたりが該当すると思います。
ゲームセンター内では騒音がうるさくて落ち着かないかもしれませんが、モルデックスの耳栓を装着することで住宅街・美術館・書店などと同水準まで騒音のレベルを下げられると考えたらモルデックスの耳栓の凄さがよく分かるのではないでしょうか。
家の中での効果は?
私の経験の範囲内で語ると以下のような効果があります。
- 冷蔵庫の駆動音
- ときどき「ブゥーン」と唸るような低音が鳴り響いており夜中に目が覚めたときなどには気になっていましたが「全く」聞こえなくなりました。
- 台所の換気扇の音
- ONにするとテレビの音がほとんど聞き取れなくなるくらいにはうるさいのですが「ほとんど」聞こえなくなりました。
- アパートの駐車場の車のエンジン音
- 寝室のすぐ隣が駐車場となっているため夜中に帰宅する住人のエンジン音で起きてしまうこともありましたが「ほとんど」聞こえなくなりました。
- 上の階の住人のうるさい足音
- おそらくかかと歩きをしていたため、歩く度に「ドンッ!ドンッ!」と大きな音がする・天井や近い壁が振動する・電灯が揺れるといった問題がありましたが「無視できるくらいの音量に抑えられました」。
いずれも主観的な感想なのでちょっと分かりにくいかもしれないことが申し訳ないのですが、少なくとも上の階の住人の足音がうるさすぎてイライラする・寝られないという問題が解決する程度には高い効果がありました。
初めて購入するなら「お試しセット」がオススメ
モルデックスの耳栓には色々な種類があります。
ものによって形・大きさ・固さ・防音性能が異なるため、長く使っていくのであれば自分に耳や環境に合うものを探す必要があります。
そこでオススメしたいのが「お試し8種類エコパック」です。
その名の通りモルデックスの耳栓8種類がセットになっている商品なので、各耳栓を実際に使用して最適なものを見つけることができます。
お試しセットの耳栓を一通り使った後は気に入った耳栓をリピート購入し続ければOKです。
お試しセットは販売価格も安価(Amazonでは2018年9月上旬時点で税込430円)なので、とりあえずお試しするにはもってこいだと思います。
耳栓使用時の注意点
以下では耳栓を使用する際に気を付けておいた方が良い点について解説していきます。
耳穴のサイズに合うものを使用する
耳栓はサイズが様々なので、きちんと自分の耳穴のサイズに合うものを選びましょう
耳穴に対して大き過ぎるサイズの耳栓を使用すると圧迫感があって地味に耳が痛くなってしまいますし、逆に小さ過ぎるサイズだと耳穴と耳栓の間に隙間ができてしまって性能通りの防音効果を発揮できなくなってしまいます。
特に女性は耳穴が小さいのでしっかりと選んだ方が良いです。
先程紹介したモルデックスのお試しセットであれば、サイズや固さなどが異なるものが8種類も入っているので自分の耳にフィットする耳栓を選びやすくてオススメです。
清潔なものを使用する
耳栓は耳穴に入れるものなので使用すると耳垢や皮脂などが沢山付いてしまいます。
当然、雑菌も繁殖しやすいです。
従って、長期間同じものを使い続けると耳の疾患(外耳炎等)にかかるリスクが高くなってしまうので適当なタイミングで交換しながら使うべきです。
幸い、耳栓自体は安価なので短期間で交換してもそれほど大きな出費にはなりません。
騒音対策に耳栓を用いるつもりならば「なぜ、上の階や隣人の騒音のために俺が(私が)耳栓代を出費しなければいけないのか?」と考えてしまうかもしれませんが、耳栓代は精神的な安息を得るための必要経費として割り切ってしまうしかありません。
目覚ましに気が付かない可能性がある
モルデックスの耳栓は防音性能が高いので、著しい騒音減衰効果を得ることができます。
しかし、寝るときに装着する場合には防音性能が高すぎるがゆえに枕元で目覚ましが鳴ってもかすかにしか聞こえないという大きな問題点があります。
目覚ましに気が付かないままだと朝に起床できなくて学校や仕事に遅刻してしまうリスクがあるのはもちろんのこと、大音量の目覚ましを鳴らし続けてしまうことで意図せず自分が騒音の発生源となってしまって隣近所に迷惑をかけてしまう可能性も存在します。
なので、モルデックスの耳栓を使用して寝るときには
- スマホのバイブレーション機能を利用する
- カーテンを開けて寝る(朝日で眩しくて目覚めるかも)
- 朝に自然と目が覚めるように早めに寝る・しっかりと睡眠を取る
といった対策をすることが大切です。
ちなみに、私の場合は何故か明け方(目覚ましが鳴る前)には必ず1回は目が覚めるのでそのときに耳栓を外してから二度寝するようにしています。
まとめ
住居における騒音はかなり深刻な問題です。
普通であればリラックスできるはずの自宅が騒音のせいで全くリラックスできない最悪の環境になってしまうため、ストレスが凄まじい勢いで溜まっていって発狂しそうになることすらあります。
私も現在のアパートに入居する際には「2階だと下の階の人に迷惑をかけてしまう可能性があるけど、1階なら自分が我慢すれば良い。」と思って1階に入居しましたが認識が甘かったと思っています。
ある程度までは話し声や物音などがしてもあまり気にならないのですが、一定以上の音量になるとどんなに無視しようと思っても無視できない・耐えられないということが判明しました。
騒音問題の解決のためには注意をするという方法もあるにはあるものの、あまり何度も注意をするとトラブルの元になる可能性が高いのであまりオススメできません(私は4~5回目くらいで逆ギレされました)。
最も効果的な対策は騒音源となる住人が暮らす現在の住まいから引っ越しをする(= 逃げる)ことですが、引っ越しには多くの労力・時間・お金がかかるのであくまでも最終手段です。
とりあえず耳栓で対処できるならそれに越したことはないと思いますので、その場しのぎだと分かっていても是非ともモルデックスの耳栓を活用してみて欲しいと思います。
ちなみに、私はモルデックスの耳栓を導入したことで騒音が気にならないレベルにまで減衰したのでイライラしなくなりましたし快適に寝られるようになりました。
しかも嬉しいことに騒音源の住人は2年弱で出て行ってくれたので現在では騒音問題は解決しています。
その部屋(上の階)に新しく入居してきた人は足音こそ聞こえますが「普通に歩いたらこの程度の音は響くだろう」という程度の音量なので十分に許容範囲内であり、全く問題なく生活できています(一応、寝るときには耳栓を付けっていますが)。
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