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ヨーグルトメーカーが節約にならないと思った理由

私は毎日ヨーグルトを食べています。

健康のために、なんて大それた理由ではなく単にヨーグルトが好きだからです。

そんなこともあって以前はヨーグルト代を少しでも節約しようと思ってヨーグルトメーカーを利用して自宅でヨーグルトを生産していたことがあります。

しかし、しばらくヨーグルト作りを続けた結果、わざわざヨーグルトメーカーを使ってもそれほど節約にはならないではないかなと思うようになり、結局しばらくしてヨーグルト作りを止めてしまいました。

当記事ではそのあたりの理由について書いていきます。

目次

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私が使っていたヨーグルトメーカーについて

かつて私が使っていたヨーグルトメーカーは「東京販売企画 TO-PLANTKY-41」という機種です。

ヨーグルトメーカー「東京販売企画 TO-PLANTKY-41」

コンセントへ差込口へ抜き差しすると電源のON・OFFが切り替わる(スイッチすらない)という極めてシンプルな構造で、非常に安価(約1,800円)でした。

機能的には必要十分といった感じであり、ヨーグルトを作るときは牛乳パックをセットして数時間放置するだけOKだったので手軽にヨーグルト作りをすることができました。

現在では上記の機種は既に販売終了となっているようですが、後継機として以下のような機種が販売されています。

ヨーグルトメーカーが節約にならないと思った理由

材料費・電気代がかかるのでそれほど安くならない

まず、ヨーグルトを作る際には材料が必要です。

牛乳
成分無調整のもの(いわゆる生乳)に限る。成分調整乳だと上手くヨーグルトを作れないことが多い。
“素”となるヨーグルト
保温前に牛乳に加えるためのヨーグルト。プレーンヨーグルトが望ましい。プレーンヨーグルト以外だと上手くヨーグルトを作れないことが多い。

それぞれの販売価格は地域やお店によって異なると思いますが、

  • 牛乳(1L) : 200円
  • “素”となるヨーグルト(500g前後) : 150円

を合わせて計350円程度は必要です。

そして、ざっくり計算すると作成したヨーグルトと”素”となるヨーグルトを合わせて計1,400gくらいのヨーグルトが手元に残ることになります(“素”となるヨーグルトの残りは全て食べ切る前提)。

ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作るときは

  1. 牛乳パックから牛乳を少し(100mlくらい)出す
  2. 牛乳パックに”素”となるヨーグルトを少し(100gくらい)入れる
  3. ヨーグルトメーカーで保温する

という手順を踏むので、材料が牛乳1リットルとプレーンヨーグルト500gだとすると最終的に手元に残るヨーグルトは約1,400gとなります。

すなわちヨーグルト500gあたりの値段は125円です。

350円 / (500g / 1400g) = 125円 (500gあたり)

一方で、普通にプレーンヨーグルト(500g)を購入すると150円程度で手に入ります。

両者を比較すると金額としては極々僅かな差です。

「ヨーグルトメーカーは節約に繋がる!」という印象が非常に強いですが、そのイメージとは裏腹に実際にはそれほど安くヨーグルトを作れるわけではありません。

また、実際にはここまで無視してきた電気代も必要となるので市販のヨーグルトと自作ヨーグルトの差額は更に縮まります。

補足 : 材料費の計算方法について

上記の例だと牛乳に投入する”素”となるヨーグルトは100gだけなので「材料費にも1/5だけを計上すべきでは?」と思うかもしれません。

しかし、開封後のプレーンヨーグルトを長期間保存するわけにはいかないため実際には”素”となるヨーグルトは作ったヨーグルトと合わせて早急に食べ切らないといけません。

そのような考えから、ヨーグルト作り1回の材料費として”素”となるヨーグルトの全額を計上しています。

早めに食べ切らないといけない

ヨーグルトメーカーで作った市販のヨーグルトほど日持ちしないため、早急に食べ切る必要があります。

もちろん保存用の容器などを事前に熱湯消毒しておけば多少の保存は効くかもしれません。

しかし、

  • 素人が自宅でできる消毒には限界がある
  • ヨーグルトを作る際は牛乳を数時間保温し続けるので雑菌が増え放題である

といった理由から、自作ヨーグルトの長期保存はリスクが大きいと言えます。

自作ヨーグルトを保存するということは保温しながら長時間放置し続けた牛乳を保存することと同義であると言い換えるとそのヤバさが分かりやすいのではないでしょうか。

衛生管理が徹底されたメーカーの工場で生産されるヨーグルトと自宅で作るヨーグルトは根本的に別のものであると理解しておかなければならないということです。

ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作ると確かに「(僅かながら)単価は安くなる」のですが、保存には向いていないという事情を考慮すると1日に沢山消費しなければならないため「1日あたりのヨーグルト代」はそれほど安くはならないのです。

例えばの話、市販のヨーグルト(500g)を3日かけて食べる人が1,000gの自作ヨーグルトを用意したとしても結局は2~3日程度で食べ切る必要がある(量が2倍だからといって保存期間を2倍にできるわけではない)、という感じです。

手間と時間がかかる

ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作るときは地味に手間と時間がかかります。

ざっと思いつくだけでも

  • ヨーグルトを作る
  • 保存容器を消毒する
  • 食べきった後に保存容器を洗浄する

といった作業が発生し、それに取り組む手間や時間がどうしても必要です。

「節約」という話になると金銭的な話にのみ焦点が当たりがちだと思いますが、私は金銭面だけではなく時間や労力も含めた上で総合的な節約に繋がるかどうかを考えるべきではないかと思います。

別に「ヨーグルト作りにかかる時間でバイトをすると○円相当」などと言いたいわけではありません(現実問題として数分単位で働けるバイトはないためお金に換算する意味はない)。

しかし、日常生活を送る上では仕事・勉強・家事・育児などヨーグルト作り以外にも取り組まなければならないことが沢山ありますので、そのような忙しい最中に僅かな金額を節約するためだけにわざわざ手間と時間をかけて自宅でヨーグルトを作る必要性があるのか、という点については疑問視せざるを得ないと思います。

ヨーグルトメーカーが節約になるケースは?

以上が、私がヨーグルトメーカーが節約にはつながらないと考えた理由です。

しかし、だからといってヨーグルトメーカーで節約することが絶対に不可能というわけでもないと思います。

例えば以下のようなケースであればヨーグルトメーカーを節約に役立てることが可能なはずです。

材料を安く調達できる
激安スーパーなどが近所にあり、牛乳や”素”となるヨーグルトを日常的に安価に購入できる場合。
早めに食べ切ることができる
家族の人数が多い・一度に食べる量が多い、といった理由により今まで普通に食べていた市販のヨーグルト全量を自作ヨーグルトに置き換えることができる場合。
作る手間や時間を厭わない
ヨーグルト作りにかかる手間や時間を度外視し、とにかく金銭的な節約を最優先したい場合。

端的に言うと当記事で挙げた「ヨーグルトメーカーが節約につながらない理由」の逆に当てはまる場合にはヨーグルトメーカーを使う価値はあるのではないでしょうか。

まとめ

ヨーグルトメーカーについて調べると「節約に繋がる!」といったポジティブな情報がばかり溢れていて「実は節約にはつながらない・・・」というネガティブな情報がなかったのであえて記事に書いてみました。

ヨーグルトメーカーで節約できるかどうかは買い物事情・家族構成・考え方などに大きく依存すると思います。

短絡的にヨーグルトメーカーを導入するのではなく、よく考えた上で購入を検討することをオススメいたします。

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