「ちょび得」はAmazonでの買い物が最大5%割引になるサービスです。
Amazonでお得に買い物をする方法は色々ありますが、ちょび得の最大の特徴は購入代行により安く買い物をできるという点です。
とはいえ、「誰が購入代行をしているのか?」、「注文した商品はちゃんと自宅に届くのか?」といった不安を感じるのは自然なことです。
そこで当記事では最大5%割引になる仕組み・メリット・デメリットなど、ちょび得の詳細なレビューを行っていきたいと思います。
目次
ちょび得の概要
運営会社 | 株式会社ギフトプライス |
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サービス内容 | Amazon.co.jpの購入代行 |
支払い方法・割引率 | ・クレジットカード払い : 3% ・事前チャージ : 5%割引 ※チャージ方法は銀行振込 |
注文可能な商品 | ・プライムマーク付きの商品 ・あわせ買い対象商品 |
注文可能な 商品カテゴリ |
|
返品・返金が可能な商品 | Amazonの返品・返金条件を満たしていること 商品到着から10日以内であること、他 |
備考 | Amazon.co.jpの正式なサービスではない |
ちょび得の運営者は?
ちょび得は株式会社ギフトプライスが運営しているサービスです。
株式会社ギフトプライス
ちょび得は怪しい?危険?安全?
「株式会社ギフトプライスなんて聞いたことがない・・・」という人は多いのではないでしょうか。
確かに、一般的な知名度は皆無な企業なのである意味当然の反応だと思います。
株式会社ギフトプライスはギフト券売買マッチングサイト「ギフル」を主な事業を運営している企業であり、2016年2月頃にはサービスをスタートさせているようです。
すなわち株式会社ギフトプライスは既に2年以上もギフルのサービスを継続していることになりますので、少なくとも怪しい商売をしているサイトや企業ではないことが分かります(詐欺まがいの商売だと早ければ数ヶ月でトンズラすると思います)。
そのような点を踏まえると、2年以上も他サービス(ギフル)の運営を継続することができている株式会社ギフトプライスが手がけている「ちょび得」についても怪しかったり危険なサービスではないと判断できるのではないでしょうか。
実際、私自身がちょび得を利用してみた結果きちんと商品が届きました(以下の記事参照)。
ちょび得で安く買える仕組みは? – ギフト券で安く購入
以下の内容は私の個人的な予想です。
ちょび得の公式サイト等で仕組みが公開されているわけではありません。
「何故、ちょび得で購入するだけでAmazonの商品が3~5%も安くなるのか?」という疑問の答えは簡単です。
株式会社ギフトプライスがAmazonギフト券を安価で買い取り、それを利用してAmazonで買い物をしているからだと思われます。
もう少し詳しく説明すると、先述の通りちょび得を運営している株式会社ギフトプライスは主な事業であるギフト券売買マッチングサイト「ギフル」を運営しています。
基本的には個人の売り手と個人の買い手をマッチングするためのサービスではありますが、在庫切れ(= 売り手不足)を避けるために自社でもある程度の金額分のAmazonギフト券を保有している可能性が高いです。
つまり、ギフルの在庫用として保持しているAmazonギフト券を使って購入代行をしていることこそが、私達がちょび得でAmazonの商品を3~5%割引で購入できる理由だということです。
株式会社ギフトプライスがどこから・どの程度安価でAmazonギフト券を仕入れているのかは分かりません。
しかし、大量に買い取りをすれば10%以上安価で仕入れることは難しくないでしょうから、ちょび得のサービスで3~5%の割引をしても十分に利益が出るビジネスモデルなのだと思われます。
ちょび得のメリット
ちょび得の主なメリットは
- 常に3~5%の割引価格でAmazonの商品を購入できる
- 非プライム会員であってもプライム対象商品を購入できる
- 新規登録で500円分のポイントを貰える
といった点が挙げられます。
また、問い合わせへの回答が非常に早いという特徴もあります。
私がちょび得を利用したときは何故か商品の購入手続きが完了しないというエラーが発生していたのですが、運営に問い合わせてみたところ超迅速に対応してくれたおかげで翌日にはトラブルが解決して無事にちょび得で購入することができました。
ちょび得のデメリット
知名度の低い非公式サービス
「ちょび得」というサービスは正直な話メジャーなサービスとは言い難いです。
株式会社ギフトプライスという零細企業が運営しているマイナーなサービスであることは紛れもない事実だと言えます。
また、「Amazonで最大5%OFF」という特徴ではありますがAmazonの公式サービスではなく株式会社ギフトプライスが勝手に運営している非公式(非合法ではないです。念の為。)に展開しているサービスでしかありません。
先述の通り、株式会社ギフトプライス自体はまっとうな企業だと思いますが、「知名度の低い非公式サービスはちょっと・・・」というような感じで抵抗感を覚えてしまう人には向いていないサービスです。
実質3%OFF
ちょび得では購入方法(支払い方法)によって以下のように割引率が変わります。
- 事前入金によるチャージ残高払い : 5%OFF
- クレジットカード払い : 3%OFF
単純に割引率だけで考えるなら事前入金でチャージをしておいた方がお得なのですが、先述の通りちょび得は非公式なマイナーなサービスだということを忘れてはいけません。
端的に言うといつサービスが終了してしまうか分からないため事前にチャージをする方法はリスクが高くオススメできないということです。
一応、公式サイト内では「チャージした金額の返金には応じる」という旨の記述があります。
しかし、経営不振によりサービスが終了する場合に返金が確実に行われる保証はどこにもありません。
そういった事情を考慮するとリスクの高いチャージではなく都度必要な金額だけを支払えば良いクレジットカード払いを選択するのがベターであるため実質的な割引金額は3%になると思います。
購入可能なカテゴリに制限がある
ちょび得で購入可能な商品カテゴリは以下に限定されています。
ちょび得で購入可能なカテゴリの一覧
- DVD・ゲーム
- 家電・カメラ・AV機器
- パソコン・オフィス用品
- ホーム&キッチン・ペット・DIY
- 食品・飲料・お酒
- ドラッグストア・ビューティー
- ベビー・おもちゃ・ホビー
- バッグ ・腕時計
- 車&バイク・産業・研究開発
ファッションやシューズ・靴、スポーツウェア&シューズといったサイズのある商品(= 返品・交換の可能性が高いカテゴリの商品)などを始め、注文できないカテゴリは結構多いです。
ちょび得で購入不可能なカテゴリの一覧
- 実寸サイズが商品ごとに異なり返品・交換の可能性のあるもの
- ファンション(レディース、メンズ、キッズ&ベビー)・シューズ・靴・スポーツウェア&シューズ
- 大型で商品の配送、搬入、設置等に制約があるもの
- 家具・大型家電
- 定価以外で販売できないもの
- 書籍・コミック・雑誌・音楽CD(DVD・ブルーレイは注文可能)
- ダウンロード利用するデジタルコンテンツ
- Amazonビデオ・デジタルミュージック・Kindle本(電子書籍)・Androidアプリストア・ゲームダウンロード・Audibleオーディオブック・その他デジタルコンテンツ全般
- 販売形態の異なるAmazonサービス
- Amazon定期お得便(単品での都度注文は可能)・Amazonパントリー・Amazonフレッシュ
- 金券類
- Amazonギフト券・商品券
- その他
- 購入不可のカテゴリは随時追加される場合がある他、個別に購入不可に設定されている商品もある
従って、ちょび得を活用できる場面はそれほど多くありません。
返金・返品・交換が面倒
Amazonで直接買い物をする場合、返金・返品・交換は30日以内なら対応してくれます。
しかし、ちょび得の購入代行を利用する場合は10日以内でなければ返金・返品・交換できません。
これはちょび得の購入代行が「ちょび得が商品を購入し、ギフトとしてユーザー宛に商品を発送する」という仕組みで行われていることが原因だと思われます。
通常であれば返金・返品・交換の際にはユーザーが直接Amazonとやりとりをすれば良い一方でちょび得を利用する場合はちょび得の運営がユーザーとAmazonの間に入って一連の手続きを仲介しなければいけないため、直接購入するときよりも遥かに短い期間が設定されているのでしょう。
また、単に返金・返品・交換可能な期間が短いだけではなく全てのやりとりをちょび得を介して行う必要があるため、実際に手続きするのはかなり面倒であることが予想されます。
ちょび得で実際に買い物をしてみた
以上のようにちょび得は様々なメリットやデメリットがあります。
しかし、実際に使ってみないことにはちょび得のことを正しく評価できないので試しにちょび得を利用してAmazonで買い物をしてみました。
きちんと届く!
まず、当然の話ですがきちんと商品が届きました。
直接Amazonで買い物をしたときと同じ日数で届きましたので、急ぎ買い物の際も安心だと思われます。
購入には「ちょび得」アプリを用います。
ちょび得
GIFT PRICE, K.K.無料posted withアプリーチ
動作がやや重いのが気になりましたが、購入手続きに支障をきたすほどの影響はありませんでした。
ちょび得への登録方法や、具体的な購入方法や手順などは以下の記事にまとめていますのでご参照下さい。
商品の単価が勝手に変わってしまうことがある
商品をカートに入れて決済に進もうとしたときに商品の単価が勝手に変わってしまうことがありました。
原因はよく分かりませんが、Amazonで販売されている商品単価からマーケットプレイスで販売されている商品単価になってしまったようです。
「あれ?」と思ってパソコンでAmazonを開いて当該商品のページを確認したところ在庫ありの状態だっため、購入手続きの最中にAmazonで在庫切れになってしまったせいで商品単価が変わったわけではないようなので完全に謎の現象だと言えます。
もちろん商品単価が変わっただけなのでそれに納得できるのであれば購入することは可能だったと思いますが、このときは商品単価が2倍以上に跳ね上がっておりとても納得できるものではなかったため当該商品の購入は諦めざるを得ませんでした。
私は目薬の「マイティアCLクール(ASIN:B00MA6MK6Y)」を購入しようとしたときにこの現象に遭遇しましたが、もしかしたら他にも同様の現象が発生する商品が存在するかもしれません。
購入手続きができないトラブル発生(解決済み)
以下のトラブルは既に解決済みですが、情報共有の意味を込めて記述しています。
私がちょび得で商品を購入しようとしたところ、商品を購入できないというトラブルがありました。
具体的には氏名に旧字体・異字体が含まれていたせいで手続きの最中に途中でエラーが発生して購入が完了しないという感じでした。
ちょび得のサポートに問い合わせて何度かやりとりを重ねたところ最終的にはちょび得で商品を購入することができましたが、ちょび得自体が新しいサービスということもあってシステムの詰めが甘かったのかもしれません。
まとめ
ちょび得を介してAmazon購入することで最大5%になるという点は大いに評価できると思います。
しかし、購入可能なカテゴリが少ない、知名度の低い非公式サービスである、事前チャージ(5%割引)にはリスクが伴うといったデメリットもあるため、ちょび得を利用するときはそれらを予め認識しておく必要があります。
とはいえ、私が利用した限りでは簡単に割引価格で買い物ができて悪くないサービスだなと感じました。
ちょび得は新規登録で500円分のポイント(2,000円以上の買い物の際に使える)をゲットすることができます。
3~5%の割引に加えて500円分の割引があれば大抵の商品はお得に購入できると思いますので、とりあえず試しに一度だけでもちょび得を利用してみてから良し悪しを判断するのだ良いのではないでしょうか。
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