当サイトでは格安SIM「IIJmio(みおふぉん)」をオススメしています。
IIJmio(みおふぉん)に関する記事を読んで興味が湧いてきた人の中には「いまキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を解約すると違約金が発生するから2年縛りの更新時期まで待とう。」と考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、実は違約金を支払ってでも今すぐIIJmio(みおふぉん)に乗り換えた方がお得なケースが多いです。
当記事ではその理由について解説していきたいと思います。
目次
いますぐ乗り換えた方がお得な理由は?
違約金を支払ってでもIIJmio(みおふぉん)に乗り換えた方がお得になる理由はIIJmio(みおふぉん)は大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比較して圧倒的に安いからです。
例えば、私の場合だと
- 以前auで契約していたときの請求金額 : 毎月8,000円前後
- 現在のIIJmio(みおふぉん)の請求金額 : 毎月2,000円前後
であるので、その差額は毎月6,000円にもなります。
大手キャリアの違約金は契約内容にもよりますが1万円前後なので、要するにIIJmio(みおふぉん)に乗り換えて2ヶ月もすれば余裕で元が取れるというわけです。
従って、2年縛りの更新月がすぐそこまで迫っているようなケースを除いて今すぐIIJmio(みおふぉん)に乗り換えた方が金銭的にはお得です。
毎月の支払い金額をシミュレーションしてみよう
ただし、上記の例(私の例)だと請求金額がかなり安価であるためこのまま鵜呑みにされるとちょっと困ります。
そこで、IIJmio(みおふぉん)に乗り換えた後の請求金額がどのくらいの金額になるのかをシミュレートして算出し、その金額を現在の大手キャリアの請求金額を比較してみることをオススメいたします。
シミュレーションをすると違約金(約1万円)を何ヶ月で回収できるのかが分かりやすいので、今すぐ乗り換えるべきなのか更新月まで待つべきなのかを判断しやすいと思います。
以降のシミュレーションでは、大手キャリアと料金が変わらない(またはほぼ同じ)オプション(留守電やウイルスチェック等)に関しては意図的に無視しています。
理由は、あまり詳細にシミュレーションすると複雑になり過ぎるから、「差額」を比較する目的なので考慮する必要性が薄いから、です。
STEP1 : プランの選択
まずはIIJmio(みおふぉん)で契約するプランを検討します。
上記の通り、IIJmio(みおふぉん)には
- ミニマムスタートプラン : 3GB/月
- ライトスタートプラン : 6GB/月
- ファミリーシェアプラン : 12GB/月
の3つのプランがあるのでいずれかを選択しましょう。
大手キャリアからのMNPであれば契約するSIMカードの種類は「音声通話機能付きSIM(データ通信・SMS・電話を使える)」(右端の列)です。
大容量オプションの有無
大容量オプションが不要な人は無視して下さい。
プランのデータ容量(3GB・6GB・12GB)だけでは物足りないという人は大容量オプションを付ける必要があります。
20GB(3,100円/月)と30GB(5,000円/月)のどちらかを選びましょう。
STEP2 : 通話料金の計算
IIJmio(みおふぉん)のプランは大手キャリアのような無料通話が含まれていないため、通話時間に比例して通話料金がかかります。
例えば1ヶ月に1時間の通話をしたら1時間の通話料金がかかるということです。
IIJmio(みおふぉん)の通話料は基本的に「20円/30秒(= 40円/1分)」なのですが、IIJmio(みおふぉん)と契約すると利用可能な「みおふぉんダイアル」アプリで通話すると通話料が半額になるのでシミュレーションでは「10円/30秒(= 20円/1分)」で計算しましょう。
みおふぉんダイアルアプリ
Internet Initiative Japan Inc.無料posted withアプリーチ
肝心の通話時間は電話の使い方次第で人それぞれ異なりますので現在契約中のキャリアの明細に記載されている通話時間を元に通話料金を算出してみて下さい。
無料通話オプションの有無
無料通話オプションが不要な人は無視して下さい。
IIJmio(みおふぉん)のプランには無料通話は含まれていないのですが、有料で「かけ放題オプション」へ加入することが可能です。
830円/月と600円/月の2種類があります。
シミュレーションの結果、通話料金が高くなりそうなら2種類あるオプションに加入した際にどの程度安くなるのかも検討してみて下さい。
STEP3 : 追加SIMの有無
追加SIMカードが不要な人は無視して下さい。
「スマホ + タブレット」や「スマホ + モバイルルーター」などのように、複数の端末を併用したいときには追加SIMカードを発行することができます。
複数枚のSIMカードで1つのプランのデータ容量を共用できるので便利なオプションです。
追加SIMカードは410円/月ですが、ファミリーシェアプランのみ2~3枚目は無料で追加できます(4枚目以降は有料)。
STEP4 : 請求金額を算出
各STEPで算出した金額を全て合計することでIIJmio(みおふぉん)へ乗り換えた際に請求金額をシミュレーションすることができます。
例えば、私がIIJmio(みおふぉん)に乗り換える際には
- STEP1 : プランの選択
- ミニマムスタートプラン(3GB/月)を選んで1,600円/月。大容量オプションは付けない。
- STEP2 : 通話料金の計算
- 1ヶ月の通話時間を90分として1,800円/月(かなり多めに見積もりました)。無料通話オプションは付けない。
- STEP3 : 追加SIMの有無
- 追加SIMカードは発行しないので0円/月。
という内容で計算したので、シミュレーション金額は3,400円/月となりました。
STEP5 : 大手キャリアの請求金額と比較
シミュレーションで計算した請求金額と現在利用中の大手キャリアの請求金額を比較して「差額」を算出します。
そして、大手キャリアの違約金(1万円)を「差額」で割ることで「違約金を回収するために必要な月数」が分かります。
例えば、私の場合は
- シミュレーションの請求金額 : 3,400円/月
- auの請求金額 : 8,000円/月
であり差額は4,600円/月だったので、違約金1万円を3ヶ月目には回収できることが判明して速攻でIIJmio(みおふぉん)に乗り換えました。
更新月がすぐのときは待った方が良い
上記の手順でシミュレーションをすると、大抵の場合はシミュレーションの方が圧倒的に安価になって短期間で違約金を回収できることが判明するはずです。
従って、基本的には違約金を気にすることなく今すぐにIIJmio(みおふぉん)へ乗り換えた方がお得な場合が多いです。
だだし、「違約金の回収に必要な月数」よりも「更新月までの月数」の方が短いときは更新月を待った方が良いです。
例えば、
- 違約金の回収に必要な月数 : 3ヶ月
- 更新月までの月数 : 1ヶ月(= 翌月が更新月である)
という状況で焦って乗り換えをするとかえって損をしてしまうことは自明だと思います。
シミュレーションが終わった後は大手キャリアの契約内容を見直して更新月がいつなのかをしっかりと確認しましょう。
スマホの代金が残っているときは要注意!
また、大手キャリアでスマホを分割払いをしているときにIIJmio(みおふぉん)へ乗り換えると、解約時点で残っているスマホの本体代を一括で支払う必要がある点に注意しなければなりません。
分割であろうと一括であろうと最終的に全額支払わなければならない点は同じですが、一括払いだと一時的に高額な出費を強いられてしまうからです。
ハイスペックの機種を購入して短期間で解約すると5万円以上が請求されることもあると思いますので事前にスマホの本体代がいくら残っているのか確認してきましょう。
まとめ
IIJmio(みおふぉん)へ乗り換えるタイミングを悩んでいる人は実際にシミュレーションをしてから最善の時期を検討するのがベストです。ただ、何度も述べた通り基本的にはいますぐ乗り換えた方がお得になる可能性が高いので、細かいことを考えるのが面倒なら更新月がすぐ(例えば1~2ヶ月後)でない限りは何も考えずに即乗り換えてしまって良いと思います。
私はIIJmio(みおふぉん)へ乗り換えることで毎月の請求金額が約8,000円から約2,000円にまで下がりました(シミュレーションよりも安価になりました)。
どれだけ安くなるのかは人それぞれだと思いますが、是非IIJmio(みおふぉん)の利用を検討してみて下さい。
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