私は先日(2018年7月)からエクセルで家計簿をつけ始めました。
まだ試行錯誤をしている段階であり入力方法などが明確に定まっていないのですが、問題の中の一つにクレジットカードを利用した場合の家計簿のつけ方があります。
というのも、クレジットカードは買い物をするタイミングと実際に口座引き落としが行われるまでに1~2ヶ月程度の時間差が生じるからです。
そこで、当記事ではクレジットカード利用時の家計簿のつけ方とその理由について解説していきたいと思います。
目次
クレジットカード利用時の記録方法は2通り
まず、クレジットカードを利用した場合に家計簿に記録する方法は以下の2通りがあります。
利用日を基準に記録する方法
1つ目の方法は、クレジットカードの利用日に基づいて家計簿をつける方法です。
クレジットカード利用日を基準に家計簿をつける場合の具体例
8/8に3,000円の買い物をしたときは、8/8の支出として家計簿を記録する。
あくまでも利用日を基準にしますので引き落としが何ヶ月先になろうが関係なく、利用日のみに注目します。
この方法は「日々どのくらいのお金を使っているのか?」を把握しやすいので現金で支払いをするときと同様に予算管理がしやすいというメリットがあります。
例えば、買い物に行く度に家計簿をつけることで
- 「その時点で月の予算(食費など)をどの程度消化しているのか?」
- 「今月の予算は残りいくらなのか?」
といったことがすぐに理解できて無駄遣いの抑制に繋がります。
一方でクレジットカードを利用する度に家計簿をつけなければいけないため、少々面倒というデメリットもあります※。
※後からまとめて記録しても良いのですが日々の支出を把握したいのであれば都度記録するように努める方が良いと思います。
請求日を基準に記録する方法
2つ目の方法は、クレジットカードの請求日(口座から引き落としが発生する日)に基づいて家計簿をつける方法です。
クレジットカード請求日を基準に家計簿をつける場合の具体例
8/8に3,000円の買い物をしても8/8には記録しない。
翌月9/30に請求が発生し実際に口座からお金が引き落とされたら9/30の支出として家計簿を記録する。
あくまでも請求日を基準にしますので、大きな出費があった月(カードを利用した月)であっても請求(口座引き落とし)がなければ家計簿は絶対につけません。
この方法はクレジットカードの明細をそのまま家計簿に転記することができるので家計簿を記録する手間を大幅に削減できるというメリットがあります。
一方で、実際に利用している金額の把握が困難になるためお金を使い過ぎてしまう危険性・デメリットもあります。
利用日を基準に記録する方法をオススメする理由
上記の2つの方法はどちらも家計簿のつけ方としては正解であり、身も蓋もない言い方をするならどちらの方法を採用しても全く問題ありません。
しかし、当サイトでは「クレジットカードの利用日に基づいて家計簿をつける方法」を強くオススメします。
というのも、家計簿をつける目的は日々の(または月々の)支出を把握して節約に繋げることだからです。
そのためには
- 「今日はいくら使ったのか?」
- 「今月はちょっと使いすぎているから、月末まで節約しないといけない。」
といった点を常に頭に入れておかなければならないため、現金で支払いをするときと同様にクレジットカード利用日を家計簿記録していく方法の方が適しているのです。
もちろん、「クレジットカードの請求日(口座から引き落としが発生する費)に基づいて家計簿をつける方法」も正確な入出金を記録するという意味では悪くありません。
しかし、入出金日を厳密に管理するような「経理」を行う目的でもなければ「利用日基準」を差し置いて「請求日基準」を採用する理由はないと思います。
スマホ代や光熱費の自動引落しの扱いは?
なお、スマホ代や光熱費などをクレジットカードの自動引き落としにしている場合はクレジットカードの明細に記載された日付を家計簿に記録すればOKです。
自動引き落としだとお店で買い物をするときと異なり「クレジットカードを利用する」というプロセスが存在しませんが、「明細に記載された日 = 利用日」とすれば全く問題ないと思います。
上記明細の「インターネットイニシアティブ」は格安SIMのIIJmio(みおふぉん)です。
余談ですが、私はauからIIJmio(みおふぉん)に乗り換えたことで約6,000円/月(= 約7万円/年)の節約に成功しました。
自動引き落としに関して問題があるとすれば、スマホ代や光熱費などの当月の利用料金が確定するのは月末であるため当月末まで正確な支出金額が分からないという点です。
しかし、スマホ代や光熱費などの「固定費」は食費などの「変動費」と異なり毎月どのくらいの支出になるのかを事前にある程度予想することが可能なので確定前の段階では大雑把に見積もっておけば「日々の(月々の)支出を(大まかに)把握する」という目的においては全く支障がありません。
まとめ
家計簿をつけ始めると「こういう場合はどうやって記録すれば良いんだろう?」という疑問が次々と湧いてくると思います。
実際に私自身がいま正にそういう状態に陥っており、日々四苦八苦しているところです。
当記事では私の中で既にルールが確立した「クレジットカードを利用した場合の支出日」について記述しましたが、今後も家計簿を記録する上でのルールを色々と記事にしていく予定です。
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